みなさんこんばんは。
今回は利根漁協管轄の根利川に釣りに行ってきました(正確には根利川に流れ込む川)。
いつも通りの3.6mのテンカラ竿を使用しました。
釣行紀
朝8時に起き少し仕事をしてから11時前に出発しました。本当は風が若干強かったので悩んだのですが、しばらく釣りに行けなそうだったので行くことにしました。
今回の目的地は倉見沢川と根利川です。
今日も大間々経由で行きました。12時30分頃倉見沢川上流沿いの道まで来たのですが、途中でこんな看板がありました。
どうやら少しは先に進めるのですが、去年の台風の影響で林道は閉鎖されているようです。これは吹割の滝側と同様のようです。見た感じ良さそうな川だったのですが、道路が高すぎて川へ降りる場所が全く見当つかない状態、さらに明らかに人の土地に入らないといけなさそうなので諦めました。
ということで、根利川上流部へ向かいます。田舎独特の狭い1車両しか通れない道を通ると、開けた根利牧場前に出ました。
橋上から見るとかなりよさそうな川なので、昼飯を食べてから釣りを始めることにします。
昼飯を食べ終わったところぐらいに、熊谷ナンバーの車が来ます。
「これは釣り人だな」と思ったら案の定、橋の上で川を見ています。
どうしようかなと思っていると、おじさんがこちらの方に来て「これから釣るのか?」と聞かれたので、釣りたい旨を話すと、釣っていいとのことだったので、この場所で釣りをすることにしました。
ちなみにおじさんは40年通っているというベテランでした。テンカラ 2年目のペーペーですが、練習をさせてもらいます。「ポイントありますかね?」と聞いたら、「どこも変わんねえよ」と言われたので、確かにと思いました。結局、釣っても他の魚がそのポイントにきますしね。そしておじさんはさらに上流へと向かって行きましたとさ。
13時頃釣りを開始です。
今日は車道沿いではないのでじっくりと釣り上がります。
ということで、牛歩のごとく釣り上がりますが、いつも通り反応はありません。
1時間かけて200mぐらい進んだ場所で、同じポイントを10回ぐらい投げると、15cmぐらいの魚が嫌そうに逃げて行きました。しつこくすると魚も嫌がるんですね。少なくとも魚がいることはわかりました。
川沿いですが、牧場が広がっているので、途中酪農特有の臭いがします。ただ、熊に襲われても最悪逃げ込める場所があるのは安心感があります。
そのまま登りますが、反応はありません。
ポイントは、小さい淵やそこそこの深さの淵もありました。が反応はありません。
途中、道路が崩れたような場所がありました。
昔は牧場をつなぐ道路だったのでしょうか。調べたら根利牧場は100年以上の歴史があるということで、今は使われなくなった道路もありそうですね。
上流側へと登るとそこそこ木が増えてきましたが、開けている場所もありました。
あるポイントの流心(赤の×印)を狙っていると、その巻き返しに魚が寄ってくるのが見えました(青色矢印)。
これはチャンスと思い、巻き返し部分に投げようとしたところ、急に風が強くなります。
投げようとしても狙った場所に届かず、また毛鉤が川に入っても、風で出てきてしまいます。
それを5投ぐらいすると、怪しく思ったのか手前側の岩方向(黄色矢印)に隠れていきました。
せっかく釣れそうなチャンスだったのですが、これはもったいなかったですね。
風の中でも投げられるようにならないとダメですね。
また、今日はあいにくの気候で、気温も沼田で10℃程度でした。
つまり、この根利牧場付近は、標高が1000mなので非常に寒いです。
先ほどのポイントで釣れなかったことと、寒さから惰性で川を登りますが、若干淵っぽくなっている場所で諦めることにします。16時ぐらいに戻ることにして、16時30分には入渓地点まで戻ります。
下流側も少し気になったので、見てくることにしました。
少し下ると、川が合流している場所がありました(右側が今まで釣っていた川)。
「あれ、今釣っていたのは根利川じゃないのか」と思ったのですが、調べたらどうやら根利川に流入する川でした(名前が特にないので、タイトルは根利川とします)。
名前ですが、国土地理院の地図や、川の名前を調べる地図でも不明となっているので、川名はないようです。
寒さと体力が無いので釣りを諦め、17時頃に出発し、18時30分に帰宅しました。
帰宅の道中、村の方と車でバッティングしてしまいました。相手のおじさんの5m前ぐらいに避難場所があったのですが避けてくれませんでした。おかけで50mぐらいバックする羽目になったので、自分と同じで車の運転に自信がない人は根利川は避けた方が良いかもしれません。道下に落ちるかと冷や冷やしました。
感想
倉見沢川ですが、残念ながら今年は釣りはできなそうです。
調べると、釣りや沢登りをしたという話があったのですが、今年はどうなるかわからなそうです。
根利川は、景観もよく好みの川でした。少し木が覆っている場所もあるので、自分の使っている3.6mよりは、3m~3.3mの方が良いのかなとは思いました。
おじさんが先の方まで行ってましたが、どうやら道の先に、根利川と根利川に流れ込む沢がもう一本あるようです。
今日釣った川も、まだまだ先がありそうだったので、探索しがいがあると思いました。ただ、標高の高さから4月上旬でもまだまだ寒かったです。何なら赤城神社と同じぐらいの標高ですからね。それはそれは寒かったです。車の気温計は5℃になっていたので、そのくらいの温度だったかと思います。
次回はゴールデンウィーク前に来たいなと思いました。
今日の気付き
- 風の中でも狙った場所に投げられるようにする必要がある
- 同じポイントを同じ狙い方をすると、魚も流石に嫌がる