みなさんこんばんは。
今回は渓流釣りに行ってきました。
なお、釣りの撮影はGoPro HERO12を主に使用しています。
渓流釣りで主に使うテンカラロッドはニッシンゼロサム3608 7:3、テンカラ源300、ラインは宇崎日新のレベルライン3.5号を使用しました。
使用した毛鉤は、逆さ毛鉤の#14です。
今回はストックがなくなったため、#14のフェザントテイルニンフも使いました。
また渓流釣りは熊が怖いので、熊撃退スプレーは必須です。
秩父漁協釣行記
渓流釣り
今回は埼玉県の渓流釣りがもうすぐ終わりなので、渓流釣りに行ってきました。
9月27日の釣行です。
秩父漁協は9月30日まで渓流釣りが可能であるため、最後に何度かテンカラ釣行に行くことにしました。
11時に目的の駐車場に到着。
秩父最奥の渓流釣り場です。
長野県まで通じている深い山があり、私は4月にも釣行に行きました。
ちょうど、親子らしき20代ぐらいと50代ぐらいの2人組が駐車場で困っていそうだったので、駐車場に500円払うシステムや川の情報などをお伝えました。
大宮の方で、日釣券購入のためあまり詳しくないようでした。
「駐車場の下で釣って大丈夫ですかね?」と聞かれたので、流石に管釣りだから無理だと思います。と答えておきました。
ただ、キャンプ場の下の下流などは、確かに管理釣り場区域ではないので、釣って良さそうに感じました。
10分ぐらい登ると管釣り区域外になるとの情報を伝え、私は先に登ることに。
お二人は、最下流で釣ると言っていたので、私は当初の予定通り、30~60分登るつもりで出発しました。
なお、駐車場には車が5台ぐらいあったかと思います。
私たちの2台と、ちょうど帰ってきた軽トラの工事関係の人と、他の釣り人の車です。
前回4月に釣ったところの上流に降りられそうな場所があったため、そこから釣ることにしました。
駐車場から歩いて20分ぐらいだったかと思います。
早速、逆さ毛鉤#14を使い、何投かすると、いきなりビシャっと水飛沫が出ましたが、ヒットせず。
その後投げても反応がなかったため、ヤマメだと推測されました。
下記画像が水面に飛び出した瞬間です。真ん中の岩の下に水飛沫が飛んでいます。
今思うと、ラインを張りすぎている気がしたので、来年はもう少しラインを緩めて釣りたいですね。
これは9月だから活性が高いぞと思ったのですが、その後は沈黙。
10分ほど釣ると、まだ濡れている足跡を発見しました。
そのため、先行者がいると考え、入渓場所から戻り道を上ることに。
すると、私が釣っていた場所から5分ぐらい上流に、険しい山を登るおじさんを発見しました。
多分テンカラだと思われました。
画像だと確認できないのですが、動画では赤い帽子と言っていました。
そこで、さらに登ると、もう1人を発見。
頭を跳ねないためにさらに上を目指すと、すぐ近くにさらに2人組のフライマンを発見しました。
下記画像左下に確認できます。
距離は10mぐらい離れていましたが、あまりにも近いので多分2人組だと思われました。
ちょうど毛鉤が引っかかっているようだったので見ていると、根掛かりのようでした。
さらに上を目指し、25分ほど歩くと軽トラが。
人が1人、荷台に寝ていました。
熊よけの鈴の音を消し、さらに進むと、3人の工事関係者が寝そべっていました。
気まずいので、「先行けますか?」と聞くと、「歩いてなら」との回答が。
そのまま、上へと登りました。
どうやら、道の修復を行なっていたようでした。
こういった方に、釣りは支えられているので感謝ですね。
5~10分ほど歩くと、降りられそうで、尚且つ平坦な川があったのでそこから釣ります。
しかし、ほぼ反応なし。
1度、かかったような感触はありましたが、結局分からず。
40分ほど丁寧に釣りましたが釣れません。
ここまでで13時過ぎです。
どうやら、ここが取水口という場所な気がします。
以前、4月に調べた時に情報がありました。
ただ、哺乳類の頭蓋骨から脊椎があったので、ビビりました。
取水口は登れないので、ある程度戻ってからトロッコの道に戻り、奥へと進みます。
そのまま、15分程度進むと、川の出合いへと着きました。
驚いたのが、東大関係のバイクが2台止まっていたことです。
川のどちらに向かうか悩んだのですが、明らかに右側は険しいので、長野側に向かっている川の上流に登ることにしました。
14時30分ぐらいだったので、16時に戻ってくると決めます。
ちょうどバイクの人たちが帰り、さらに前から釣りキャンプしていたらしき40歳ぐらいの人が来ました。
ただ、私は川、向こうの人はトロッコの道にいたため話は聞けず。
イワナ狙いで釣り登りましたが、それほど反応はありません。
2度ほど反応はありましたが、フッキングはせず。
この時、ようやく初めて魚影を確認できました。
普通の川だと歩いた時に魚が逃げたりするのですが、今回の川は魚が少ないのか、水量が多いのか全く魚の反応が見えませんでした。
16時前までにそこそこ登りましたが、途中落石したような場所があり、ちょうど戻るのに良いきっかけなので帰ることに。
ただ、1匹も釣っていないので、先ほどの出合いまで釣り下ることに。
先ほど反応があった場所は当然釣れません。
途中、毛鉤をロストしたので、せっかくなのでフェザントテイルニンフに変えました。
これは、中国の安いフェザントテイルが1羽100円で売っていたので、それから作ったのですがあまり質がよくありませんでした。しかし、イワナ系には重りで有効かと思ったので使うことに。
もう先ほど降りた場所が近く、尚且つGoProのバッテリーが10%なので切ることに。
どうせ釣れないと思い、流れが渦巻く場所に入れ、白泡の方に引っ張るとまさかの反応が。
急いでGoProをつけて撮影すると、ようやくイワナが釣れました。
多分ですが、秩父イワナだと思います。
3月2日に出会った釣り人が、教えてくれましたがもう源流にしかいないとおっしゃっていました。
群馬の県境や両神山の方にもいるのですが、それは放流イワナと混ざって秩父イワナじゃないと聞きました。
秩父イワナは色が濃いと聞いていましたが、確かに濃い気がしました。
もちろんリリースしましたが、秩父漁協はイワナは20cm以下はリリースとなっています。
普通の長野以外の場所だと、基本15cm以下がリリースなので、ご注意を。
それ以降はもちろん釣れませんでした。
とにかく、坊主を脱せたのでよかったです。
16時40分に出発し、17時40分に駐車場まで戻れました。
1時間の距離でした。
また標高は920mで、水温はとてつもなく寒く感じました。
もちろん18時前は、私以外の車は誰もいなかったです。
源流で危険でもあるため、みなさんお気をつけください。
ただ、釣り人4人を見かけたぐらいの場所が一番危険に感じたので、上流の方が安全だったかもしれません。
もしもう一度行く機会があるなら、今度は山小屋で宿泊して、最後に出会った人のように、1泊2日の釣りをしたいですね。
帰る時はすでに暗かったので、もうちょっと余裕を持ったスケジュールじゃないと、安心できないと感じました。
下記画像が帰宅前の道路の暗さになります。