神流川の鮎釣り:初めて見た100匹ペース🎣

  • 2025年7月13日
  • 2025年7月13日
  • 鮎釣り

みなさんこんばんは。

 

今回神流川の鮎釣りに行ってきました。

 

使った鮎竿は、がまかつ競技GTIⅡ引き抜き早瀬8.5m

 

2024年に使っていた銀影エアTYPES H85は、2024年のシーズンで2回破損させ使用不可になりました。

 

なお、釣りの撮影はGoPro HERO12を主に使用しています。

 

神流川鮎釣り釣行記

鮎釣り

2025年7月7日

水位0.25m

 

今回は非常に良い条件での鮎釣りでした。

 

金土に大雨が降りました。

神流町でも1時間50mm、確か桐生だと1時間100mm近い雨だったはずです。

 

それもあり、土日は濁流と化していました。

しかし、上野村にそれほど多く降らなかったため、日曜日午後にはある程度回復していました。

藻が流れたのが大きいですね。

 

今回はさらに回復した月曜日の引水条件での釣りです。

 

まず驚いたのが釣り人の多さでした。

流石に濁りを経過して釣り人が少ないと思いきや、今年の鮎の好調ぶりもあり、人がたくさんいました。

 

1番には1人、3~9番までは少なくとも0人でした。

 

それもあり、貸切かなと思っていたら、12番に6台ぐらい車があり、16番にも8台ぐらいありました。

ただ、鮎釣り+バーベキューの人も多かったので、釣果はそれほどでもなかったのかもしれません。

 

今回の大雨で残念ながら、生簀の鮎が3匹死亡していました。

理由としては、大雨の影響で生簀の水が多すぎて、天井のビニールテープと近くなっていました。

 

それもあり、鮎がジャンプして、生簀の蓋の上で死亡していました。

大雨の後なので、生簀への水の入流量も多く、栓を抜いても生簀の水がなくなりませんでした。

 

そして、生簀の中の鮎は2匹まで捕まえられたのですが、残り1匹が釣れず30分苦戦しました。

しかも流入した泥が多く、尚且つどんどん流入して泥が全くなくならないので、バケツで泥を捨てての作業でしたが、結局残りの鮎を捕まえられず。

囮は2匹で行くことに。

 

また、全く気づかなかったのですが、3m近くのアオダイショウが、私の30cm近くにいてびっくりしました。

すぐに道路下に落としたのですが、その大きさに噛まれたら痛そうですね・・・

 

いつもの中流の練習場所は、車が3台ありました。

その場所は、3つしか瀬のポイントがないので、3人いるとほぼ釣りは不可能だと感じます。

 

ということで、私はそこから上流に移動したポイントで釣ることにしました。

生簀の掃除などもあり、13時30分には現場に到着しました。

 

しかし、水位が0.25mあり、尚且つ私が入ったポイントは流れが早く、鮎を入れるポイントがありません。

そのため、上流に登って14時近くからスタートです。

 

 

そこで、衝撃の光景を目にしたのですが、めちゃくちゃ釣っているおじさまがいました。

正直、20分ぐらい見ていたのですが、多分G杯1986年の野嶋さんぐらい釣っていたのではないでしょうか。

 

本当に入れがかり、もしくは30秒で釣るという形でした。

2024年の有岡さんも決勝で入れがかり、2時間36匹でした。

 

今でもあの動画を見ますが、あれよりも2~3倍のペースでした。


それを先行者の人が釣っていました。

衝撃でした。

 

多分、あのペースであれば、100匹行くだろうなという印象です。

 

実は、2023年に地元のSさんという方が、100匹釣ったという話を聞きましたが、それが今回の場所でした。

釣り方としては特に難しくなく、入れた場所ですぐにかかる、もしくは入れて竿を寝せてかかるのを待つという形でした。

 

前回も書いたかもしれませんが、たくさん釣るには釣れる場所で粘るしかないと思っていました。

前回、午前のみ20匹の釣果の人がいましたが、おそらくその方も魚のストックがある場所で粘るという形だったのではないかと予想しています。

 

新鮮な鮎を確保できれば、ある程度活性がない鮎も釣れるので、おそらくそういう釣り方でしょう。

 

これには衝撃を受けました。

そして、その方の100~200m下で釣ります。

 

そこで失敗があったのですが、早速1匹目のいきがいい鮎が、ハナカンをつけてサカバリを打とうとしたら、グネグネ何回転もして、ハナカンを外して逃亡。

 

残りの囮鮎は、前回執拗に使った弱りきった鮎のみでした。

 

ハナカンはずっと再利用しています。

中ハリスがダメになると、分解してハナカンとサカバリを再利用しています。

 

それもあり、もしかしたらハナカンがへたっているかもしれませんね。

要チェックでした。

 

今回のテーマは、残り垢狙いの岩狙いでした。

そのため、まずはチャラ瀬、ざら瀬を探るも、へたった鮎が泳げる流れがありません。

重りを重ねようが浮きます。

 

20分ほどは全く反応なし。

 

そこで、石が2,3個点在する場所で5分ほど待ち、ようやく運良く釣れてくれました。

あと10分釣れなかったら、帰るところでした。

 

上流の方が100匹ペースで釣るのに、自分は弱った囮で0匹は、メンタルをやられました。

 

 

今回も、ひたすら我慢の釣りの練習です。

一応、来年から、G杯、ダイワマスターズに出る予定です。

そのため、大会の練習を志向しています。

 

つまり、基本は周りに人がいて動けないと想定して、同じ場所で釣果を上げる練習です。

同じ場所でも、なるべく岩の場所を散らして狙うようにしています。

 

例えば、大きい岩があったら、真上、左岸側、右岸側、下流側、上流側、可能であれば、立ち位置を変えてと狙っています。

しかし、それほど釣れませんでした。

 

流れの少ない岩の近くで3~4匹、そして、流れの強い場所にあった小石近くで3~4匹でした。

 

16時30分まで粘って、7匹でした。

時速換算だと、2匹前後。

 

大会の予選通過、地方予選通過の目安は時速8匹なので、その1/4です。

 

 

ちなみに、先行者の方は、15時早めの帰宅でした。

動きを見ていると、時速30で釣れなくなると、立ち位置を逆に変えたり、上流に行ったりしていましたが、結局は元いた場所で釣っていました。

 

それでも、時速5~10ぐらいでは釣っていたのではないかと思います。

 

見るたびに竿が曲がっていたり、囮を変えていました(おそらく釣れて)。

 

私は前回の釣行で、先行者がいた場所で2時間粘って0匹ということがありました。

そのため、今回先行者がいた場所に行くか悩んだのですが、せっかくならと思い16時30分からその場所で釣ります。

その先行者がいた場所で釣りますが、反応はありません。

 

やはり先行者がいた場所は釣れないかと思ったのですが、その方が狙わなそうな竿抜けを狙うととてつもなく反応が良いです。

例えば、全長1mほどしかないような小さい流れや、岩がたくさんあり尚且つ水深が20cmぐらいしかなくて誰も狙わないような場所には鮎がいました。

そのような場所は、ほぼ入れポンでかかります。

 

今回釣った場所は、増水するとちょうど良い水量になる気がします。

それもあり、鮎の活性が非常に高かったです。

 

もちろん先行者が釣ってそうなメインの流れは、かかりませんでした。

1時間という限られた時間なので、効率重視で、同じポイントは10秒で見切るという釣り方でした。

 

神流川では、場所が狭いため、周りに釣り人がいるとほぼ無理な釣り方です。

しかし、今回は釣り人がおらず、これが功を奏したのか1時間で7匹の釣果でした。

 

最後に良型の鮎を目の前で落とし、悔しくて10分ぐらい粘ったのですが、釣れず。

17時30分で諦めて終了としました。

 

総釣果は14匹で、史上最多でした。

 

去年は、一度も10匹を超えなかったので、私の技術が上がったのか、それとも神流川の鮎の調子がいいのか、どうでしょうか。

正直、遡上あゆの調子がいいので、ただそれだけかもしれません。

 

今回はかなりいい条件で、後半は楽しい釣りでした。

 

前半は、鮎を待つ釣りでしたが、今のままでは大会で勝てないと思いました。

私は1つの場所に5分ほど粘るのですが、効率が悪いと思いました。

 

後半の釣りは、1年目のようにひたすら人がいない場所、釣っていなそうな場所を狙うというスタイルでしたが、かなり結果が出ました。

そうであれば、同じ場所で5分粘らないほうがいいのか、とも思ってきました。

 

有岡さんは、30秒で見切るとありましたが、そのぐらいで見切ったほうがいいかもしれません。

 

以前実験をした時に、かからない場所で1時間泳がせたらどうなるかを実験したら、結果は1時間かかりませんでした。

そうであれば、やはり活性が高い鮎の場所を探ったほうがいい気もしました。

 

 

次回からは、もっと見切るのを早くして、最長1分でかからなかったら次の場所を狙うという考え方にしようと思います。

 

もちろん、小沢さんの鮎釣りの本や、有岡さんの話を聞くと、移動すると釣れるのは知っているのですが。

やはり、大会を考えると動けない前提で練習した方もいい気がするのですが、どうでしょうか。

一応、多少は動く方向性で練習していこうと思います。

 

そういえば、帰りに怖い年配のおばあさんがいました。

鮎をしまっているとこられたのですが、ずっと同じ話をしている方でした。

 

私の祖父がアルツハイマーで、また私の大学の研究室の研究テーマもアルツハイマーだったのですが、少し心配です。

どこから来たのか、鮎は何円なのか、釣りはいいね〜

という話をずっとループしていて、20分ぐらい話しても止まらないので帰ることにしてしまいました。

 

ずっと同じく、「鮎は600円です」と答えると、もう一度同じ質問をされるので、逆に試されているような気がして怖くなりました。

実は以前見た時に、道路にひれ伏して何か唱えている人も見たので、その方だったのかなと不安を覚えました。

 

その話と一緒に、今回の釣り方を胸に刻みました。

 

 

次回は、なるべく同じ場所で粘りすぎないことにします。

あとは、今回から、ヤナギをPE0.6号にしました。

 

非常に良かったので、ヤナギ0.6号でフィックスしようと思います。

 

あとは天井糸0.3号のPEが、アーマードだと長さを調整する際に寄れてしまうので、有岡さんと同じくフロロ0.6号に変えようかなと思っています。

 

 

 

2025年 鮎釣り記録まとめ(2023年鮎釣りを開始)

2023年は48回釣行

2024年は61回釣行

 

以下2025年の記録

110回目:2025年6月7日:0匹:7.5時間(10時~17時30分):水位0.19m:神流川 時速0

111回目(神流川大会):2025年6月14日:5匹:4.5時間(7時30分~10時30分、15時~16時30分):水位0.25m:神流川 時速1.11

112回目:2025年6月18日:1匹:3.5時間(14時~17時30分):水位0.23m:神流川 時速0.29

113回目:2025年6月27日:11匹:5時間(12時30分~17時30分):水位0.15m:神流川 時速2.2

114回目:2025年6月30日:10匹:5時間(12時30分~17時30分):水位0.12m:神流川 時速2.0

115回目:2025年7月1日:4匹:5時間(12時30分~17時30分):水位0.11m:神流川 時速0.8

116回目:2025年7月3日:8匹:4.5時間(13時~17時30分):水位0.11m:神流川 時速1.78

117回目:2025年7月7日:14匹:4時間(13時30分~17時30分):水位0.25m:神流川 時速3.5