みなさんこんばんは。
今回は、神流川の冬季ハコスチ釣り場に行ってきたのでその記録を報告します。
まさかの出来事が起こりました……
フライロッドは、ロッドがPASSPORT 9フィート #6、リールがCA-STラージアーバーリール、ラインは3M AIRCEL WF6Fオレンジを使いました。
神流川冬季ハコスチ釣り場釣行記
準備編
前回は年末にハコスチ釣り場に行き、なんとかハコスチを2匹釣ることができました。
しかし、色々と改善点が見えました。以下思ったことです。
- 深い場所が苦手
- 遠くに毛鉤を投げられない
そこで、重りとリーダーを買いました。
重りですが、タングステンの重りです。
面白いのが粘土みたい使え、自分で重さを調整できます。
手で温めると柔らかくなり、水に触れると固くなります。
非常に使いやすかったです。
リーダーですが、今までフライ専用のリーダーは使っておらず、コイを釣るようなただの太い糸をリーダーにしていました。
そこで、端に行くにつれて糸の太さが変わるテーパーのあるリーダーを購入しました。
自分にとっては使い勝手は悪く、糸が長すぎたように感じました。フライ初心者の私はもっと短いものを選択すれば良かったですね。
ここは何回か試して最適な長さにしたいと思います。
ちょっと仕事が忙しく、1月中は釣りに行けませんでした。
もうちょっと仕事を効率化して、年間50回釣りにいくという目標を達成したいと思います。
釣行編
朝5時30分起き、8時前に出発にしました。
この日はとても運が悪かったです。
万場に入ったところで、大きいトラックが前に付きました。
30キロぐらいの速度なので非常に遅い。
さらに、少し行くと工事中の場所がありました。
信号が青になり、そこに大きいトラックが通ろうとすると、まさかのストップ。
道の中程で詰まってしまいます(下は通り抜けそうな時の画像)。
そのまま信号が赤になり、向こうから車が来ました。
全員でバックしてなんとかやり過ごせましたが、そのあと青になっても相変わらずトラックが詰まり進めません。
しばらくして、ようやくトラックが決心して進んでくれましたが、ここで10分弱ぐらい足止めを食らいました。
工事中の道路で詰まるとかなり大変ですね。後ろの車はそのままUターンしていなくなりました。
向こうの車が赤のまま来たりと、かなり混乱しました。
この時、何か不吉な予感がしましたが、上野に進むことにしました。
9時30分に川の駅上野に到着です。
漁協の人に聞くと、私で6人目でした。
準備をして10時前スタートです。
今日は下の降りた場所に人がいませんでした。
周りを見てみると、ハコスチが浮いているのがわかります。
私の前に5人しかいなかったので、今日はストレスなく釣れそうです。
釣れるかわからないのですが、とりあえず目の前の場所で釣ることにしました。
こっちは木が多いので、反対側に移って釣ります。
ちなみに降りるところはこんな感じです。
10投ぐらいすると、当たりがありました。しかし、2秒ぐらいで外れてしまいました。
ここは釣れるなと思って粘りますが、30分ぐらい経過してしまいます。
すると、蝶野似の人が目の前で釣り出してしまいます。
自分が釣っているのになあ……と思いつつ、やはりいかつさが足りないのでしょうか。
釣り歴22年ではなめられて、目の前で釣り始めてしまうようです。
やはり、ここは釣れる場所なのでしょうか?
しばらく釣って、釣れないことがわかったらいなくなってくれました。
この後粘ると、ようやくヒットしてくれます。
とてつもなく大きく、50~60cmぐらいかもしれません。
全然近寄ってくれません。右に左に逃げますが、ラインを巻けません。
30秒ぐらい格闘したでしょうか。針が外れてしまいました。
そのまま30分ぐらいするとまた、蝶野が来ました。
ですが、今度は気をつかってくれたのか、同じ場所では釣らず、下流の方で釣ってくれました。
頭がいいね!蝶野くん!ありがとう!
結局釣れず、そのまま下流に消えていきました。
12時になったので、ちょうど下流から来た人に「釣りますか?」と譲って、車で昼食を食べました。
本当なら、蝶野似の人にも譲れば良かったですね。それができないのが失敗でした。
まあ、川を挟んでいるのであまり声が届きませんが。
12時30分から釣りを再開します。
前回は上流に行ったので、今回は下流を探索します。
下流側は、流れがない場所が多かったです。
かなり広い駐車場になっており、5,6台ぐらい止まっていました。
もし楽に釣り場に行きたい人は、下まで車で行った方が便利かもしれません。
私の経験上、流れがある方が毛鉤は有利だと思います。
なぜなら流れがあると、毛鉤が偽物だということを誤魔化せるからです。
しかし、とりあえず人がいないので、流れ少しあるこちらの場所で釣ることにしました。
2投目でしょうか。
投げると、バリという音がしました。
後ろを見ると、木があったので、木が原因かなと思い、投げる向きを変えても、バリっと音が再度しました。
おかしいなと、思いもう一回投げたら、竿が折れました。
バッサリです。
こんな感じで割れています。
先程の大物でロッドがやられたのか。
漁協の人がハコスチに竿を折られると言われていましたが、やはりその通りになりました。
このまま帰っても良かったのですが、まだ13時前なので、探索を続けます。
折れた状態で投げられないので、手前だけラインを通してみました。
しかし、弾性がないため全く投げられません。
そのため、投げずに流れに毛鉤を流して釣れる場所を探しました。
すると良さそうな場所があったので、チャレンジします。
非常に時間はかかりましたが、1時間ぐらいで4回ぐらい当たりがありましたが釣れません。
ほとんど、10秒弱ぐらいで全て逃げられました。
そのまま粘り、15時ぐらいについにヒットが。流れの中に大量にハコスチがいます。
またしても、50cmぐらいの大物がかかります。
今度は逃さないように、ラインを張り続けますが、10秒ぐらいでラインブレイク。
糸が切れました。3ポンドのラインだとダメなようです。
通常だと、竿の弾性で魚の重みを吸収できますが、竿が折れており弾性がないため、ラインへの負荷が大きかったようです。
もし、折れた状態で釣るなら、太い糸を使わないとダメでした。
そのまま、15時40分まで粘りますが、2バラシして終了です。
16時まで粘っても良かったのですが、この状態だと結局釣れなそうなので諦めました。
釣れそうな場所だったので、残念でした。次回は、この場所に再度チャレンジしたいと思います。
16時に出発し、17時30分には帰宅しました。
感想
今日は準備不足感が否めませんでした。
いつもテンカラで釣る時は、折れた時用に2本の竿を持っているのですが、フライなら大丈夫だと思い1本しか持ちませんでした。
今度は2本持っていき、折れた時用のサブで持ちたいと思います。
ロッドが割れ、流れのある場所で釣っていて思ったのは、ずっと流していても釣れないということでした。
流れに身を任せてフライを泳がせても、相手が見切っているような感じがします。
それよりも、毛鉤をきちんと投げて、見破られないようにしないと釣れないと思いました。
例えば、流し初めの方がヒットが多く、ずっと流していても釣れませんでした。
これを今後は意識したいと思います。
タングステンの重りは非常に良かったです。
つけ方が甘いと毛鉤にくっついてしまうのですが、それでも魚が食いつき釣れそうなこともありました。
軽いフライしか持っていない人で深い場所を狙いたい人は、こういった自分で練れる重りを使った方が良いと思います。
ロッドについては、高級ロッドで行くか、安いロッドで行くか悩んでいます。
高級ロッドの方が耐久性が高そうなので、そちらにした方が良さそうですかね。
もうちょっと考えてみます。
とにかく、2010年から使っていたフライロッドなので経年劣化もあったと思います。
ハコスチ釣り場に行く方は、大物にロッドを割られないように注意が必要です。