みなさんこんばんは。
今回も、神流川に行ってきたのでその記録を報告します。
感想は、釣れたけど……
使ったテンカラロッドはニッシンゼロサム3608 7:3、ラインはヤマトヨテグスのレベルラインを使用しました。
神流川釣行記
釣行編
朝5時40分に起き、8時20分に出発にしました。
万葉の里に寄りつつ、10時に川の駅に到着です。
今日は南甘漁協管轄の釣り人は6人、上野漁協管轄の釣り人は4人見かけました。
3月下旬になり暖かくなってきたからか、かなり釣り人が多かったですね。
川の駅で、漁協の方に色々聞きました。
前回、後山沢に行きましたが、帰りに林道に立ち入り禁止と書いてありました。
そのことについて聞くと、危険だから行かない方がいいとアドバイスをもらいました。
他の川についても聞きました。
北沢もですが、土砂崩れがあるため、危険なので行かない方がいいとアドバイスをもらいました。
また私がテンカラをやっていることをいうと、林業組合にすごい腕前の方がいて、その人がよくいる場所を紹介していただきました。
実は今日は中ノ沢の上の林道を歩こうと思っていましたが、せっかく場所を聞いたのでそこに行くことにしました。
神流川
アドバイスをもらった場所に行きました。着いたのは10時30分ぐらいです。
近くに行くと車が1台ありました。場所を変えようと思ったのですが、2台ではないので、釣りに行くことにしました。
漁協の方に橋の下に停められる場所があると聞いていたので、河原に降りて止めようとしましたが、砂利で橋下まで行けませんでした。そこで改めて言われたことを考えると、すでに車が停待っている場所も橋下の近くだなと思い、急いでバックしました。
みなさんも下まで行こうとしない方がいいです。河原下には停めようがないですね。
すでに車が停まっている横に停めて準備をしていると、下流側から3人組の老人が来ました。
年齢は70歳ぐらいでしょうか。
テンカラか聞くとエサ釣りで、今はテンカラの時期じゃないから釣れないだろうと言われました。
漁協の方にテンカラの上手い人がいる話をすると、テンカラをこの場所で見たことない、お前が揶揄われているんだろうとも言われました。
ただ、考えを改めることも言われました。北沢に行きたいけれど漁協の方に危ないと言われたと言ったら、沢で危険じゃないところなんてないだろうとも言われました。
確かに、釣りは危険と隣り合わせなので、危険はしょうがないなと思いました。
エサ釣り3人組を見送り、釣り始めます。10時50分開始です。
場所はこんな感じの場所です。
早速狙っていた場所に投げます。
3投目です。竿に重みを感じたので、合わせてみると早速ですが釣れました。
小さいヤマメですが、これで坊主回避です。
実はテンカラの本を4冊持っているので、勉強してきた甲斐があったのかもしれません。
投げ方を少し変えてみました。円運動風に投げるとうまく飛ばないので、棒運動と言いますが、直線的に投げるといいと書いてあったので、その通り投げたらいいところに飛びました。
釣れたところは、こちらの場所です。
手前の流心から外れた場所で釣れました。
もう一度何度か投げます。
すると、さらに4匹釣れました。
2匹は手前の流心、2匹は奥側の流心横(画像向こう側)で釣れました。
こんなに釣れるのかと驚きました。
神流川本流で釣れたのは、ほぼ初めてのような気がしました。
4匹目は、他の3匹よりも大きめですね。
10分ほど粘りましたがもう釣れなくなったので、次の場所に行きます。
次の場所は、木の根っこがあり少し投げにくかったのですが、練習と割り切り投げました。
すると5投目ぐらいで釣れました。
小さいですが、小さい中でも大きめのサイズです。
今回は木の根っこのすぐ隣ぐらいで釣れました。
木の根っこの下から咥えにきてくれたのでしょうか。
登っていくとこんなこんな感じの瀬です。
夏や秋なら釣れそうですが、初夏では厳しそうなので、さっさと登りました。
上に登ると、流れが緩やかになります。
反応はありません。
途中、深場のポイントがありますが、私の毛鉤は沈まないので、ここも反応がありません。
こちらのポイントを釣っていると残念なことが。
まさか、上流から2人組の親子が川を下ってきました。
しかも、私が釣っている向かい側で釣り始めてしまいました。
こういう場合はどう対応すれば良いのか……
とりあえず、敵意がないことを示すため、釣り竿をしまい3分ぐらい待機してました。
しかし、相手は同じ場所で釣っているだけで何も話は進ませんでした。
そこで、親父さんらしき60~70歳ぐらいの人に、「すみません、上の方を横切っていいですか?」と聞くと「はあ?」
と言われ、そのやりとりを5回ぐらいすると、最後に「いいよ」と言っていただき、私は上流川へとそそくさ行きました。
子供は30歳ぐらいで私と同じ歳ぐらいの人でした。エサ釣り親子は珍しいですね。
あとは、釣り上がりと、釣り下がりが出会った時にどう対応していいかわからないですね。何かアドバイスがあればお願いします。
登ると、川は狭くなります。
私は上から釣り人が来たことで釣る気がなくなり、退渓場所を探します。
しかし、登れる場所がないので、やる気なくとりあえず登ることにしました。
あの2人組は一体どこから来たのか?謎です。
釣り上がっていくとこんな感じです。
深さは足首ほどしかなく、釣れないと思ったので、足早に進みます。
ここはいそうなポイントですが、私の軽い毛針では釣りになりません。
反応も全くないです。
ここの瀬も適当なポイントに投げますが、反応はありません。
ここもよさそうなポイントですが、魚影が見えませんでした。
ルアーやエサ釣りなら釣れそうですね。
登りますが、テンカラによさそうなポイントが見えません。
この荒瀬も反応はないです。
ここら辺はテンカラに良さそうですが、季節が合っていないのか、反応もないですし、魚影も見えません。
もう帰りたいのですが、一向に退渓場所が見えません。
と思っていると良さそうなポイントがありました。
魚影もかなり見えました。
しかし、私の毛鉤では沈まず、全く反応はしないです。
見た限り、1匹の成魚が見えました。
重りをつけたりしましたが、反応してくれませんでした。
釣れないだろうなと思い、釣り登るとまさかのヒットがありました。
釣り上げると、小さいながらも10cmぐらいのヤマメが釣れてくれました。
場所は画像中心の流れ込みです。
意外に流れが強いところにもヤマメがいました。そこそこ暖かいからでしょうか。
進むと大場所があります。
ルアーとかなら強そうですが、私の毛鉤では反応はありませんでした。
面倒なので、重りはつけませんでした。
ようやく退渓できそうな場所が見えたので、昼食をとります。
20分休憩し、釣り上がります。
ちなみにですが、休憩中に停まっていた車がいなくなりました。
もしかしたら、エサ釣りの親子がここから釣り降ってきたのかもしれませんね。
前回の釣行記でも、4台停まっていた場所なので、釣り降らないと釣る場所がないのかもしれません。
横に葉っぱで覆われた池がありました。
そこをみると大量の稚魚ヤマメがいました。魚影は濃そうですね。
14時10分に退渓場所まできました。
この場所ですが、3年前に神流川を調べていた時に降りた場所でした。
車への帰り道ですが、途中沢がありました。
鳥獣保護地区になっているようです。
前回の後山沢みたいに、分からず行くのは危険なので、こういう情報は大事ですね。
実は、沢をみるとそちらに登りたくなるのですが、登らなくて正解でした。まあ登るのはかなり大変そうでしたが。
途中、車が道路っパタに2台停めてありました。
私が2人組と出会った場所ぐらいに、池上彰さん似のルーアマンがいました。
結構年配に見えましたが、年配の方のルアーマンもいるんですね。驚きました。
14時40分に車に到着です。
かなり遠かったですね。結構歩きました。
ちなみに今日も濡れました。
ウエーダーですが、水没度がひどいです。なるべく水には入らないようにしたのですが、少しでも水に触れるとダメなようです。
本当は今日、中の沢の林道を歩きたかったのですが、時間的に厳しそうです。
住居附沢か西沢に行くことにしました。
西沢に人がいたら、住居附沢に行くことにしました。
西沢ですが、途中で3月30日までの工事をしています。
途中若いにいちゃんにすごい睨まれました。
釣り人が工事のじゃまみたいで、親の仇のように睨まれます。
みなさんもいくときは気をつけてください。
西沢ですが、東沢との分岐点には人がいませんでした。
そのため、そこに停めて釣りを開始です。15時5分から釣り始めました。
西沢ですが、相変わらず渓相はかなり良いですね。
前回同様に魚は見えません。
途中、何かの動物の骨があり怖くなりました。
途中は魚も反応も全く無しです。
今日もカエルが山ほどいました。
下の画像に10匹ほどカエルがいます。見つけられますか?
15時40分までに全く魚が見えないので、道を登ることにします。
すると登った場所に自転車がありました。廃棄物?かと思ったのですが、どうやら釣り人のようでした。
そのため、釣り人を探すと、前回釣りをやめた上の場所で釣り人を見かけました。
話しかけるなオーラがすごかったので、もっと上を目指すことにしました。
すると、さらに上の方に大宮ナンバーの車もありました。
そのため、もっともっと上を目指すことにしました。
10分ほど歩き、堰堤を見つけたのでその上から釣ることにしました。ちなみに釣り人は1人しかいなかったので、どこかで見落としたのかもしれません。ちなみに大宮ナンバーの車と自転車は帰りにはいなかったので、釣り人は2人いたはずです。
堰堤上はこんな感じです。
降りるのが少し大変でした。
相変わらず反応はありません。
ちょっと登ると、木が大崩れして釣るのが難しい場所に出ました。そこを越えるとこんな感じの場所です。
しかし、反応はありません。これは上流側から下流を撮りました。
さらに上に登りますが、どんどん険しくなります。
大岩が転がっています。
今回も上流側から下流側を撮りました。
こんな大岩があります。
天然の道路です。
途中1匹だけ岩魚を見かけましたが、岩の下のえぐれた場所にいて釣れませんでした。難しいですね。ルアーなら釣れたかもです。
登ってきましたが、かなり標高が高く寒いです。
私は例によって膝下が水没しており、風邪気味になったので帰ることにしました。
この場所で最後にしました。
一応ポイントらしき場所に竿を出しましたが、反応はありませんでした。おじさんたちの言う通り、まだ季節が早かったか。
道路上からも写真を撮りました。まだまだ上に登れそうですね。17時に帰路につきます。
西沢ですが、正直危険に思いました。
抉れている場所が多く、落石もちょいちょいありました。
道路に落石があるため、車では上までは行かない方が良いでしょう。
途中沢もありましたが、危険そうで登る気になりませんでした。
反対側は地滑りで木が全て川に落ちています。
こんな感じで川が埋まっています。逆に、魚によっては良い住処かもしれませんね。
17時15分に車に到着。
17時30分道の駅上野を出発、19時に家に到着しました。
ちなみに風邪をひきました。
感想
テンカラで人生一釣れた日でした。7匹は最高記録な気がします。
サイズは小さかったのですが、なんとなくテンカラというものがわかった気がしました。
ですが、本流はテンカラにあまり向かない気がします。
もちろん私の技術的なものもありますが、テンカラは沢の方が良さそうです。
投げ方とか、もっと本を読んで研究していきたいですね。
あとは、本流の釣りのマナーがわかりません。
釣り降ってきた人へどう対応して良いかわかりません。釣り上がりが優先だったと思いますが、どうすれば良いのでしょうか。
とにかく本流は避けた方が無難でしょうか。
北沢は危険と言われましたが、おじいさんに言われた通り、確かに釣りに危険じゃない場所はない気がしますね。
今度こそ中の沢上流か北沢に行きたいと思います。
また、西沢の上流も釣れそうなので、3月30日以降の、工事が終わった段階で行きたいと思います。