天才たちのつくった音楽の世界を読んだ感想

みなさんこんばんは。

 

今回は天才たちのつくった音楽の世界を読んだ感想です。

(2017年出版)

 

クラシックに興味があり、知識を深めるため読むことにしました。

 

以下、書籍より引用した文章については下記のボックスで囲みます。

 

 

著者は?

編集は複数人によって行われています。以下執筆者です(敬称略)。

  • 片桐卓也
  • 下山静香
  • 田中泰
  • 寺西肇
  • 山田治生

 

印象に残った内容は?

本書では、作曲たちの偉人たちのプロフィールやクラシックの歴史が紹介されています。また、冒頭では調律師の仕事が紹介されていました。

 

昔の技術

中でも通奏低音は、鍵盤楽器などを使い、単旋律の低音パートを奏しながら、楽譜で指定された和音をもとに、即興で上声の隙間を埋める技法で、卓越した音楽性とセンスを要求。ここで生じる、上声部と低音声部の”せめぎ合い”こそ、音楽的な意味で「歪んだ真珠」たる所以だ。p15

絵画のバロックは、描かれた絵が実際の体と大きく違いその歪みが特徴的です。そのことから、ポルトガル語の歪んだ真珠という意味のバロッコからバロックが来ているというのは知っていました。音楽では、バロック音楽がそのような通奏低音の意味から来ているとは知りませんでした。他にも単純に通奏低音の演奏が聞いてみたいと思いましたね。今だと一般的には使われない技術だそうです。

 

ゴールデンレコード

「ヴォイジャー」と名付けられたこの2機の宇宙探査機には、地球外知的生命体に人類の存在を知らせるための「ゴールデンレコード」と呼ばれる記録メディアが搭載されている。p42

これは面白いと思いました。

ゴールデンレコードに載っている曲は以下の曲です。

J.S.バッハ

  • ブランデンブルク協奏曲第二番
  • 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ第三番
  • 平均律クラヴィーア曲集第二巻

モーツァルト

  • 魔笛

ベートーヴェン

  • 交響曲第五番
  • 弦楽四重奏第十三番

ストラヴィンスキー

  • 春の祭典

 

これらの曲が宇宙を進んでいると思うと夢がありますね。

ただ最近だと、こういった情報を発信してしまうともし知的生命体が他の銀河にいたら、攻めてくれといっているようなもんだということで禁止されていたと思います。

1977年だからできたことですね。単純に面白いと取り組みだと思いました。

 

感想

クラシックの偉人達が説明されており、面白い本だと思いました。

冒頭では、調律師の仕事が紹介されています。私のイメージでは、ピアノの調律だけが仕事だと思っていました。しかし、実際は、調律以外に整調と整音という仕事があります。

整調とは、鍵盤のタッチを作ることです。ヴァイオリンなどは体に直接楽器が触れますが、ピアノは弦との間に鍵盤などのメカニズムがあります。人によって手の長さなどが違うため、その物理的な距離を縮めるのが整調です。自分の体に近づける作業ですね。

整音は音色を整えることです。曲によって解釈が異なるため、その理想の音に近づけるのが整音です。こういった知らないことが知れたのは面白かったですね。ちなみにプロのピアニスト用に調整したピアノは元に戻せないそうです。その人用にカスタマイズされるようですね。

 

中々覚えられないのですが、偉人たちの紹介も面白かったです。

私はリストが好きなのですが、そのリストが尊敬していたパガニーニの項目もあり楽しく読めました。

リストの有名な曲にパガニーニによる大練習曲第三番(ラ・カンパネラ)があります。

 

これはパガニーニの演奏技法に感動したリストがピアノ用に作曲したものです。

元々は、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第二番ロ短調(ラ・カンパネラ)というものがあります。

聞いてみると確かに同じモチーフがあるんですよね。面白いです。

 

私は音楽を全くやっていなかったのですが、ピアノとヴィオラがやりたいと思っています。

お金に余裕があれば両方やって、最終的にはクラシックの作曲もやりたいです。

 

とにかく、読みやすい本だと思います。

簡単にクラシックに触れたい人にはオススメできる本だと思います。

天才たちのつくった音楽の世界
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