みなさんこんばんは。
この記事では、2021年11月現在の私が保有している暗号資産のポートフォリオについて紹介します。
まず、目的としては、私自身の資産の管理のためと戦略を持って暗号資産を運用するため運用意図を文字に起こしたかったこと、さらに可能であれば仮想通貨を始めたい初心者の人の参考になればと思っています。
保有暗号資産
2021年11月ですが、暗号資産のポートフォリオを大きく変えました。それについては後述します。最初に、購入総額、および現在の資産内訳を紹介します。
購入総額
暗号資産総購入金額は、550万円です。ここで少し背景を説明します。
私は2017年9月の暗号資産がバブルになる前から始めました。300万円を購入し、バブルで1200万円になりましたが、その後の盗難事件などで保有している暗号資産の価値が100万円になりました(私のネムは盗難されませんでしたが、一気に安くなりました)。
そのあと、2021年に入り暗号資産熱が再熱しました。250万円分を追加で購入し、現在に至っています。
資産内訳
現在3つの暗号資産取引所(コインチェック、ビットバンク、ビットポイントジャパン)を利用しています。私は中期、長期の取引が好きなので、基本長く持ちます。ですが、母の暗号資産の管理も任せられているため、最近は短期で売買せざるを得ません。
暗号資産の価値は変動しているので、ざっくりの値になります。総額は取引所(コインチェックなど)の値をそのまま写しているため、下記表の合計金額の総額と微妙に違う点はご了承ください。
コインチェック
保有量 | 現在の価値 (円) | |
ビットコイン | 0.0144 BTC | 100,980 |
イーサリアム | 0.00331 ETH | 1,699 |
イーサリアムクラシック | 101.98 ETC | 622,222 |
リスク | 503 LSK | 203953 |
ファクトム | 649.29 FCT | 117305 |
リップル | 7761XRP | 1046644 |
ネム | 66325.9 XEM | 1498474 |
ライトコイン | 15.49 LTC | 354780 |
ビットコインキャッシュ | 3 BCH | 203691 |
モナコイン | 447.5311 MONA | 79401 |
ステラルーメン | 7781.6 XLM | 326756 |
クアンタム | 108.39 QTUM | 193168 |
ベーシックアテンショントークン | 1597.2 BAT | 181619 |
アイオーエスティー | 143341 IOST | 872646 |
エンジンコイン | 151.4 ENJ | 50412 |
オーエムジー OMG | 82662 OMG | 184210 |
シンボル | 132650 XYM | 未受理 |
FLR | 7761 FLR | 未受理 |
SGB | 7761 SGB | 未受理 |
総額 | ー | 6,038,999 |
ビットバンク
保有量 | 現在の価値 (円) | |
OMG | 2356 OMG | 4,500,000 |
ビットポイント
保有量 | 現在の価値 (円) | |
ジャスミー | 10006.7 JMY | 274391 |
トロン | 133877 TRX | 1570578 |
総額 | ー | 1932467 |
総額
現在の価値 (円) | |
総額 | 12,471,466 |
550万円の投資に対して、約1200万円まで増えているので投資した甲斐がありました。今後は投資金額の3倍、1700万円を目標にしたいと思います。
暗号資産の運用戦略
前月と今月で大きく暗号資産の運用を変えました。
力を入れたのが、エアドロップの獲得です。
エアドロップですが、Airdropと名の通り、空から降ってくるという意味です。転じて、無料で暗号資産を受け取れるイベントのことです。通常は、価値のない暗号資産の宣伝のようなものになります。ですが塵も積もれば山となるということで、無料で貰えたものの価値が増えれば、資産が倍増します。私が見たエアドロップの多くが、1対1での配布です。例えば、ネムを100ネム持っていれば、100の対応した仮想通貨をエアドロップで提供するというものです。
実は、ネムを大量に13万XEMほど持っていました。ネムに対しては、エアドロップの知らせがあり、ネム保有量と同等のシンボル(XYM)が配布されることになっています(このイベントは終了しています)。
いつもCoincheckをご利用いただき、ありがとうございます。Coincheckでは、暗号資産「NEM(XEM)」の大…
また同様に、リップルもエアドロップがあり、SparkトークンやSongbirdトークンを今後配布する予定になっています(このイベントも終了しています)。
いつもCoincheckをご利用いただき、ありがとうございます。Coincheckでは、国内事業者12社(オブザーバー1…
今までのエアドロップの時の暗号資産の値動きを見ると、非常に価値が上がっていることがわかります。
例えば、2021年3月にネムのエアドロップがありました。2021年3月のネムですが、1ネムあたり90円近くまで上がっていました。
IOSTも2021年9月にエアドロップがありました。コインチェックではエアドロップの扱いがなかったIOSTですが、2021年9月に大幅に価格が急騰しました。
このようにエアドロップがある際、暗号資産の価格が急上昇します。
そのこともあり、OMGのエアドロップがあるという情報が回った時に、私はOMGを買い集めました。エアドロップでもらえるBOBAトークンの配布が実際にあるかわかりませんでしたが、期待しました。
コインチェックでBOBAトークン配布が決まった際にも、OMGの価格が大きく値上がりしています。
いつもCoincheckをご利用いただき、ありがとうございます。暗号資産OMGの保有者に対して、暗号資産「BOBAトーク…
これと同様に、ビットポイントという暗号資産取引所でも、トロンという暗号資産に対してエアドロップをすることを発表しています。
平素よりビットポイントジャパンをご利用いただき、誠にありがとうございます。 暗号資産プロジェクトのAPENFTが、TRX…
トロンのエアドロップは珍しく、保持トロン1に対して、6のAPENFTトークンが配布予定です。
ちなみにAPENFTトークンですが、今はほとんど価値がないです。価格で言えば、1トークンあたり0.0004814円です。しかし、NFTトークンなので、今後どうなるかはわかりません。
そのこともあり、トロンを買い集めました。
購入のための資金ですが、今まで置いておいた暗号資産を売りました。具体的には、モナコイン、ネム、エンジンコイン、IOSTなど価格がそれほど変動しなかった暗号資産を売り、OMGやトロンの購入に当てました。
今後は、エアドロップ以外の暗号資産も運用していきたいと思います。また何か進展があれば記事にしたいと思います。
これから始める人へのアドバイス
これから暗号資産を始める人へのアドバイスです。
アドバイスは以下になります。
- 資金運用の目的を明確する(目標金額を明確にする)
- 自分にあった取引所を使う
- 長期取引をする
- 親に教えない
資金運用の目的を明確する(目標金額を明確にする)
まず暗号資産でどのぐらい稼ぎたいか目標を明確にすると、お金を稼ぎやすいと思います。
ただ漠然とお金を稼ぎたいという考えよりも、「今の資金を2倍」にするなど、目的を明確にした方が戦略を立てやすいです。例えば、「投資金額を10倍にしたい」という目標であれば、ある程度リスクを負う必要も出てきます。
まずは、自分がどのぐらい稼ぎたいか明確にしましょう。
利回り5%/年などであれば、暗号資産貸し出しサービスなどを利用するのも手です。
今回は仮想通貨におけるレンディング(貸仮想通貨)について解説をしていきます。 これから仮想通貨を利用して稼ぎたいという人…
自分にあった取引所を使う
暗号資産の取引所ですが、非常に数が多いです。初心者の人は、どれを選んで良いかわからないと思います。
日本では、現在31の日本政府に認可された暗号資産販売所があります。
ここで登録されていない暗号資産取引所を利用してしまうと詐欺に遭う可能性があるため、日本政府に認可された取引所を選びましょう。
私が主要取引に使っているのが、コインチェック、ビットバンク、ビットポイントジャパンです。以下に詳細を述べます。
コインチェック
コインチェックですが、私の中では、多種多様な暗号資産を扱っていること、アプリの操作が容易なことが特徴だと思っています。
2021年11月現在、コインチェックは、合計17種類の暗号資産を扱っており、トップクラスの品揃えです。残念なのが、取引所での扱いが5種類にとどまっていることです。つまり、主な取引は販売所で行うことになります。
販売所と取引所の違いですが、簡単にいうと手数料の差、売買の難しさになります。
販売所では、コインチェックが暗号資産の売買のやりとりをしてくれます。そのため、注文してすぐに暗号資産は手に入りますが、手数料が6%ほど取られます。購入と売却をすると、10%近くになります。高いです。
一方、取引所は手数料が販売所よりも安いですが(コインチェックはチャート内に手数料が入っているため、手数料は無料)、自分で売買のやりとりをします。値段設定をし、直接売買をするため、不慣れな初心者の人にはハードルが高いです。しかし、手数料が安いという特徴があります。
これらの特徴から、私の中では、珍しい暗号資産を購入する際に使う暗号資産取引所として利用しています。初心者の人に扱いやすいので、長期取引をする際、利用する価値があると思います。
長所
- 種類が豊富
- 操作が容易
短所
- 手数料が高い
ビットバンク
ビットバンクですが、私の主要な暗号資産取引所になっています。
理由は、取引所の暗号資産の扱い種類が多いからです。コインチェックは5種類しか扱っていませんが、ビットバンクでは日本円で購入できる暗号資産は、全部で11種類あります。
ビットバンクの取引所は、手数料が基本0.12%です。板取引に残るよう注文すれば、逆に0.02%の手数料分もらえます。このように非常に安価な手数料であるため、私は基本ビットバンクで暗号資産の取引をしています。短期で売買する場合には、オススメの暗号資産取引所です。
長所
- 手数料が安い
短所
- コインチェックより種類が少ない
ビットポイントジャパン
ビットポイントジャパンですが、私はトロンを購入するために利用しています。日本の暗号資産取引所で、トロンを扱っている取引所は珍しいです。先述しましたが、私はエアドロップを狙う戦略を取ることにしました。実際に配布するかわからないリスクはありますが、ある程度リスクを取らないと資産を倍増させることはできないと思っています。
ビットポイントジャパンは珍しい暗号資産も扱っているため、ビットバンクの次の主要な暗号資産取引所という、私の中の位置付けです。
長所
- トロン、ジャスミーなど日本では珍しい暗号資産を扱っている
短所
- 取り扱っている暗号資産の種類が少ない
気になった方は以下のバナーよりビットポイントジャパンのサイトに行けます。
長期取引をする
今から、暗号資産取引を始めるのは少し遅いと感じます。ですが、暗号資産で稼ぐチャンスは十分にあります。
私がオススメするのは長期取引です。長期取引であれば暗号資産でも確実に儲けられると思います。
今、暗号資産熱が過熱しています。といってもバブルではなく、価値がきちんと認められている印象です。私が初めてイーサリアムを買ったのは2017年で3万円の時でしたが、現在50万円まで跳ね上がりました。今後もどんどん価格は上がることでしょう。
短期的に見ると、暗号資産は価格が下がっているように感じる時があります。
例えば、2021年9月のビットコインの値動きです。ここだけ見ると、暗号資産が600万円から480万円ぐらいに下がっています。ここだけ切り取ると、600万円でビットコインを買ってこのタイミングで売った人は、120万円の損をします。
しかし、ここで売らずに持ち続けていれば、一番高い時には750万円になり、150万円得することができていました(上の9月分も含めて広くチャートを見ています)。
これらはあくまで一例です。ですが、このまま10年も持てば、ビットコインの価格が1ビットコインあたり5000万円ぐらいになるかもしれません。短期的にトレードするのはかなり難しいです。私も母親の指示がなければ、短期取引はしたくないです。長期投資は確実に儲けることができるので、もし暗号資産を始めたばかりの人は、長期投資を意識しましょう。
投資したら暗号資産のチャートを頻繁に見ないことをオススメします。私も基本チャートは見ません。暗号資産関連のニュースは見ても良いと思いますが、動かせる資金があれば株式に分散するのも手です。暗号資産は株式よりも急落しやすいので、確認を頻繁にする人には精神的に向かないと思っています。もちろん暗号資産のアンテナは立てておく必要があります。新聞を見たり、世界情勢がどうなっているかを知れば、世の中、つまり暗号資産の世界もどうなっていくか想像できると思います。
親に教えない
私が失敗したのが、暗号資産取引を親に教えたことです。
実は会社員時代に、同僚の方2名に教えたことがありました。仮想通貨バブルの前、2017年10月ぐらいだったと思います。その時は、どんどん値が上がっていて、簡単に資産を倍増できました。同僚の方も喜んでいましたが、バブルが弾けて、私たちの収支はマイナスになってしまいました。しかし、同僚の方達は、自分が売るタイミングを間違えたから、紹介した君に責任は無いと言っていただきました。2人は教養がある方だったので、自分たちで調べて取引をしていました。つまり私に依存することはなかったのです。
そのようなことがあり、親にも稼ぐチャンスをあげようと親切心から、母親に教えてしまいました。母は、私に資産を渡すから運用してくれと言いましたが、私は断ってしまいました。これが失敗でした。私が母の資産を持ち逃げするリスクがあったり、母自身が自分で確定申告した方が、将来のためになると思ったからです。
もし親に教える気なら、資産を譲り受け、全て自分で取引をした方が良いです。
暗号資産ですが、細々とした作業が多いです。暗号資産取引所の口座開設、本人確認書類提出、入金、情報収集、方針の決定、取引所での暗号資産の購入、販売所での暗号資産の購入、取引所販売所での暗号資産の売却、出金、他の口座への送金、確定申告の計算などです。
これらを親の代わりにすると負担が大きいです。時間がいくらあっても足りません。
以前、マンガでわかるバフェットの投資術を読みましたが、その中で他人のお金を運用してはいけないとの項目がありました。
これについてはその通りだと思います。
株式を経験し、時間が十分にあり、機械の操作、暗号資産の売買ぐらいはできる親なら、教えても良いかと思います。
親に教えるかの判断は読者の方に任せますが、私は自分の親には教えてはいけないと思いました。もし教えるなら、資産だけもらって情報は何も与えず、自分で運用するのが良いと思いました。
私は暗号資産は運用するべき、つまり資産のポートフォリオに入れる価値があると思っています。なぜなら、暗号資産は上り調子で、長く持てばほぼ損はしないと考えているからです(もちろん損をする可能性は0%ではないので、それは注意してください)。暗号資産はやって損はないと思います。
今回、私の2021年11月のポートフォリオを紹介しました。今のところ順調ですが、何が起こるのがわからないのが暗号資産です。2017年バブルが弾けた時もいきなりでした。もし第三次世界大戦が起こったら、すぐに価値がなくなるかもわかりません。それでも、暗号資産は続けていきたいと思います。リスクを取ってでも、やりたい目標があるので続けます。これからも暗号資産の記録は続けていきたいと思うので、よろしくお願いします。