みなさんこんばんは。
今回は習慣を変えれば人生が変わるを読んだ感想です。
(2017年出版)
タイトルに惹かれて購入しました。プレミアムカバーということもあり、人生を変えるために常に持ち歩こうと思い読むことにしました。
以下、書籍より引用した文章については下記のボックスで囲みます。
著者は?
著者はマーク・レクラウ氏です。
ドイツ出身のスペインのライフコーチです。
著書に心をとらえる60の法則があります。
翻訳は弓場隆氏です。主な訳書に何をしてもうまくいく人のシンプルな習慣や人望が集まる人の考え方、「人の上に立つ」ために本当に大切なこと、一流の人に学ぶ自分の磨き方などがあります。
印象に残った内容は?
タイトルの通り、日頃行っている悪い習慣の改善や、やった方がいいのにやっていないことをやるように進めている書籍です。全部で100個あり、今すぐやれそうな簡単なことや、意識しても難しいことなどが紹介されています。
やるべき10の習慣
もし10の習慣を確立するなら、それはなんだろうか?
私がクライアントにすすめている習慣を紹介しよう。
- 週に3回は運動する
- うまくいっていることに意識を向ける
- 自分の目標に取り組む
- 浜辺や森の中を散歩する
- 家族ともっと一緒に過ごす
- 野菜をもっと食べる
- 友人と会う
- 1日に30分、本を読む
- 1日に15分、1人の時間を過ごす p21
著者がもし習慣を10個するならこれがいいと紹介しているものです。
私も中々できていないこともありました。特に運動をしたいですね。ヘルニアになる前は、毎日30分の散歩を日課にしていました。その時は、気分も爽快で、沈んだ気持ちになることは少なかったと思います。今は自由に動けないので、非常にストレスフルです。運動は毎日した方が良いと思います。野菜を食べるという習慣も面白いですね。私はできていないので、それも意識したいですね。
失敗を前向きにとらえる
今後、「すべての失敗は人生で素晴らしい習慣だ。それによって学習し成長することができるのだから」と考えよう。p59
以前読んだやり抜く人の9つの習慣でも、失敗を肯定的に考えるべきだと紹介されていました。
失敗しても良いと考えて物事を行うと、成功率が上がる研究結果があります。
失敗したことのない人間はいないと思います。というより誰もが失敗して生きてきました。赤ちゃんの時、歩くのを練習する時、何度も転んだと思います。失敗して、やり方を覚えていくのです。
私も今eスポーツで世界を目指していますが、失敗の毎日です。それでも、失敗すれば成功が近づいてくると思っています。みなさんも失敗しつつ、前に進みましょう。
自分をよく知る
人生を変える前にすべき最初のことは、自分の現状と自分に欠けていることを理解することである。時間をとって次の質問に答えてほしい。p86
有名な話があります。
みなさんがどこかにいく時、調べてから目的地にいくと思います。例えば、東京の上野駅に行きたければ、上野駅行きの電車を調べて、その電車に乗ると思います。
人生も同じなのですが、目的がなく生きている人が多いのです。目的地を知らずに、電車に乗ってもどこにいくかはわかりません。
目的地を知るためにも、まずは自分を知らないといけません。本項目では、自分の人生の夢などを自問自答していきます。目的地不明になる前にも、まずはきちんと目標を定めた方が良いですね。
自分は運がいい
ある研究で、被験者たちに新聞を通読し、掲載されている写真の数を数えるように指示した。自分は不運だと思っていた人たちは答えを出すのに平均2分かかったが、自分は幸運だと思っていた人たちはほんの数秒で答えを出した。なぜなら、その新聞の2項目に大きな字で「この新聞には43枚の写真が掲載されている」と書かれていたからだ。~中略~
このように、幸運か不運かは、いいことが自分の身に起こることを予想しているかどうかという問題にすぎない。p109
面白い研究結果に思います。記憶が定かではないですが、ダン・アリエリー氏の本でも、このような研究が紹介されていたような気がします。
常に幸運だと思うのが重要だということですね。セレンディピティではないですが、そういうチャンスを得ることができると思います。逆に、不運だと思っているとこういったチャンスは獲得できないのです。
注意点は、そういう人の近くにいないことですね。私も切り捨てたいです。
早起きの功
テレビを見るのをやめても時間がないなら、私は1時間早く起きることを提案している。1時間早く起きることのメリットは、年間365時間も確保できることだ。p122
どこでも言われるのが、早起きすることです。本書でも紹介されています。
私は何かの本で、朝型と夜型の人間がいて、夜型の人間は早起きするとうまくいかないという本を読みました。またホルモンバランスが定まらない少年期の子供たちは、朝起きると体に良くないという話も聞きました。アメリカのある学校では、始業時間を30分遅らしただけで、成績が急上昇したという結果も見たことがあります。
これらを踏まえると全員が朝早く起きるべきではないと思います。それでも、私は2年前、朝5時起きの生活を送っていました。社会全体で見ると、遅起きより朝早起きの方が成功率は高いと思います。
今現在家族で生活しているので、どうしても起床時間を早めることができません。その場合にどうしたら良いのか、そこまでご教授してほしかったですね。早起きはした方がいいとは思います。
毎日お気に入りの音楽を聴く
すぐに幸せな気分に浸る手っ取り早い方法は、自分の好きな音楽を聴くことである。
言われると当たり前のことですが、これはやった方がいいと直感しました。
自宅で仕事をするようになると、音楽を聴く機会が減りました。以前の通勤時間は、必ず音楽を聴きながら会社に行っていました。多分、若い人はほぼやっているのではないでしょうか。
逆にフリーランスで働いている人は、あまり音楽を聴く機会もないかと思います(会社で音楽OKでもともと働いていたフリーランスの人は例外かもしれませんが)。
私はわざわざ音楽をかけることはあまりないです。時間がある時は音楽をかけるのですが、忙しい時には音楽を設定している時間も勿体無いと感じています。朝起きてやる気が起きない時とかに音楽を聴きたいですね。
最近では、サブスクリプションサービスがあり音楽も聴きやすくなりました。定額サービスを使うのも良い手かもしれませんね。ちなみに私はAmazonを活用しています。
Amazon Music Unlimited
アクションプラン
私がやるべきアクションを次に書きます。
- 失敗を肯定する
- 自分について知る
- 早起きする
- 音楽を聴く
- 姿勢を意識する
失敗を肯定する
失敗しても良いと思い物事に向き合いたいと思います。
歳を取るにつれて失敗するのは嫌になります。それでも失敗を肯定して、色々やっていきたいですね。
自分について知る
自分が何をやりたいか知らないと、日々どう過ごしていいかわからないと思います。今、目標があっても、1ヶ月に状況が変わらない保証はありません。
1ヶ月ごとでもいいから、定期的に自分の目標を管理したいと思います。実は毎日10個の目標を書いているのですが、もう少し大きいスパン、例えば、10年ぐらい先を見越した目標を考えたいです。
早起きする
日々の効率が悪くなっているのが、早起きできていないからです。最近は起きても、午前中寝ることも多いです。昔は、20時に寝て、5時に起きることができました。しかし、今は家族で生活しているので、時間制限もありできません。なんとしても早起きしたいと思います。できれば、昔の生活に戻したいですね。とにかく今より1時間早く起きるようにしたいです。
音楽を聴く
毎日朝起きたら気分を良くするためにも、音楽を聴きたいと思います。
姿勢を意識する
これ自体は、p164ページに書かれていました。
有名な実験で、自身のあるポーズをすると、男性ホルモンの量が増えるとの結果があります。
つまり、姿勢でやる気や行動力も変わるのです。特にスマホを見ている下を向いたポーズは良くありません。姿勢についても意識したいですね。
感想
変えるべき習慣を7つの大項目に分けて紹介しています。
音楽を聴くのような簡単な項目から、自分について知るため自分史を書くなど、面倒なこともあります。
全部で100項目あるため、やれることは少なくとも1個は見つけられるのではないでしょうか。
ほぼ全て納得できる内容でした。
1つの項目を2ページで簡便にまとめられており、読みやすかったです。
プレミアムカバーも2種類あり、なんとなく読む気も上がる気がします。私はオレンジを選びました。
自己啓発書に悩んでいる人は、とりあえずこの1冊があれば、ほぼ解決すると思います。
とても良い良書でした。あとは自分が実行できるからです。日を開けて何度が読めば、より理解が進むと思います。実際に行動を促す項目もあるため、何か行動を起こしたい人にもおすすめです。
これはいい買い物をしました。