みなさんこんにちは、
今回は、2025年の目標や戦略などを忘れないように書いていきたいと思います。
群馬県利根川漁協は2025年6月1日解禁、南甘漁協は6月7日解禁です。
2023年から鮎釣りを始めて、2025年で3年目です。
地元の神流川南甘と利根川で釣ってきました。
しかし、1年目は50回行って150匹、2年目は60回行って100匹。
しかも、2年目は利根川でころがしも10回程度行きましたが釣れませんでした。
今までは、とにかく釣れる川に遠征に5回行くよりも、地元で50回釣った方がいいと思っていました。
しかし、地元で50回釣るより、釣れる川に1回でも行った方が意味があるのではと思いました。
2年目100匹ですが、これは正直、釣れる安曇川などに行ったら、1日で釣れる数だと思います。
予定では、人とのトラブルが少なそうな、庄川で修行しようと思っています。
ちなみに後で後述しますが、南甘漁協の試し釣り結果も良さそうで、尚且つ利根川の鮎の遡上も去年の4倍ほどです。
つまり、遠征するよりも、群馬で釣った方がいいのかなとも思っています。
私はダイワの戸出さんのブログを信頼しているので、戸出さんの庄川遠征や利根川、神流川の釣行を参考に決めたいと思います。
todegennkiさんのブログです。最近の記事は「【鮎釣り②】山梨県 桂川【2025鮎釣り釣果】(画像あり)」です。…
ちなみに仕事の相棒のChat GPTに聞くと、庄川遠征には行けと言われますね。
そのため、2025年は戦略を変え、とにかく自営業を軌道に乗せ、遠征するのを目標にしました。
釣りもほぼやめ、2025年3月から5月までは渓流釣りも4回だけです。前年は20回近くはいっていたと思います。
その結果3月に最高収益を稼げたのですが、4月に悪化し3月比30%減、5月は3月比70%減とかなり悪化しました。
そのため、今は6月ですが、かなり事業を拡大して回復を狙っています。
事業に力を入れたこともあり、5月中旬ぐらいまで鮎釣りの準備ができていませんでした。
以下鮎釣りの準備の備忘録です。
生簀の管理
6月上旬に、まずは生簀の清掃をしてきました。
祖父母の家に半年ぶりに行くと不思議なのですが、家の中の物が落ちたり変な動きをします。
祖父母も私が行くのを喜んででいるのでしょうか?
心霊現象は信じてはいないのですが、いつも不思議に思います。
祖父が囮屋を始めたのが多分1980年ぐらいだと思われるので、45年前ぐらいの生簀です。
実は、2023年、2024年は飼育していた囮(釣ってきた鮎)が半数ぐらい死滅して、かなり囮の出費も増えました。
そのため、生簀の水量を増やすのは、必須項目でした。
2023年までは、砂利から滲み出る水を生け簀に入れているだけの状態でした。
元々叔父さんが管理していたのですが、その水量で十分だという話でした。
しかし、私が始めた2023年から水量が悪化したのか、鮎が死ぬようになりました。
叔父さんは、今まで大丈夫だったから、いいんじゃないかと言っていたので、そのままにしておきました。
しかし、2024年は叔父の体調悪化があり、私だけでの生簀の管理になりました。
当初は、狭い生け簀に野鮎を入れるので、気が立って殺し合いをしていると思っていたのですが、どうやら単純な酸素不足のようでした。
そのため、酸素量の多いポンプを増設したのですが、結果はほとんど変わらず。
おそらくですが、単純に鮎が生存できる酸素量に到達しないのかなと思いました。
他の囮屋さんを見ると、かなりの流量の水を引き込んでいるので、水が課題だと去年から考えていました。
そのため、2025年の今年は、まず近くの沢から直接ホースを入れて、水を入れました。
ただ、なかなか空気が抜けずに、水が生け簀に入りませんでした。
母に手伝ってもらいながらようやく水が出ました。
一人では、かなり難しい作業でした。
ただ、その水を入れただけでも水量は去年の10~20倍だと思われます。
さらに、今までの水を入れていたのが、生簀から100~200mぐらい離れた沢です。
ここは、水を貯めるダムのようになっていたのですが、その水がほとんどありませんでした。
そのためまずは、色々調べると、どうやら二段構えになっているようでした。
水を堰き止めるダムがまずあり、そのさらに上に、沢から水を引くホースが設置されていました
まずはそのホースが詰まっていたので、そのホースを清掃し、50年近く前にあったであろう、周りに離散していた網も設置しました(葉っぱよけでしたが、半世紀の土砂で外れた模様)。
さらにダムもかなり砂が堆積していました。
手で20分ぐらい掘っていたのですが、全く掘れません。
そのため、先ほどのホースの水流を使ったり、ダムの先に放水口があったので、そこから木をねじ込み、ようやくダムの取水口を発掘しました。
半世紀前にはしっかりしていたようで、花壇に使うような黒い硬い網があり、それが土砂を防ぐ役割のようでした。
しかし、やはり半世紀の土砂で埋もれていたので、清掃しました。
この清掃を行ったところ、水量が前年の20倍ぐらいになり、今年に関しては水の心配はなさそうでした。
ただ、5月31日に大雨が降り、その影響で神流川も0.3mほどに水位が増加。
その影響で、沢の水量も増えているだけかもしれません。
当日の神流川は水位が増していて、鮎釣りするのであれば、大変そうでした。
沢の水を引いているのですが、その100~200mの距離は長いホース同士を繋いでいます。
水量が増えたところで水圧が増し、ホースの接続部分が破断しました。
それを現在修理中ですが、ホースバンド的なクランプでは、水圧の振動に勝てないらしく、ホースの接続部分が断裂します。
今までは、ゴムテープをぐるぐりに巻いて、ホースバンドで固定し、さらに針金で固定していました。
しかし、これだと締め付け圧力が足りないようなので、圧力が加わるように、ゴムテープ、針金で固定。そこに針金の圧力が加わるようにホースバンドで締め付ける形にしました。
これでうまくいかなかったら、やりようがありませんが、これで試します。
鮎釣りの仕掛け
毎年鮎釣りが終わると半年放置しているので、どのような仕掛けを作っているか忘れてしまいます。
そのため、なんとなく思い出すことから始めます。
私は2023年33歳の年から始めたので、普通の人と同じ仕掛けでは、他の人に追いつくのに時間がかかると思います。
ほぼ同い年の西部さんは9歳ぐらいからやっているはずなので、24年の鮎釣り歴の差があります。
そのため、仕掛けを工夫することにしました。
2024年の鮎釣り大会で、がまかつの長谷川さんと話す機会があり、仕掛けをいただくと0.4号の中ハリスでした。
長谷川さんぐらいの上手い人が0.4号なら、下手な自分はそれ以下だろうと思い、色々試行錯誤しました。
複合パリパリラインや、第四のラインなどを試しましたが、結局アーマード0.3号に落ち着きました。
ワンピースハナカンだったら、その細さでいい気がするのですが、上田さんの仕掛けは非常に中ハリスが短いので、それを参考にしています。
そのため、6月中旬までは、0.3号PEを18cm取り、7月下旬の梅雨明けぐらいまでは、24cm。8月以降は、ワンピースハナカン50cmとしています。
しかし、おそらくこれが原因で、去年釣れなかった可能性もあります。
今、ちょうど有岡さんの鮎釣り遊学を見ているのですが、1日10匹のステップアップで、水中糸が細すぎると鮎が泳がなくなり、休んでしまうとの記載もあります。
そのため、中ハリスを細くするのであれば、鮎を自発的に泳がせる工夫が必要かもしれません。
去年は序盤は、0.6~0.8号のフロロハリスを使っていた時は、もっと釣れそうな予感があったので、その泳がせ方や、ポイントへの寄せ方は工夫が必要かもしれません。
ただ、0.3号のPEラインは可能性を感じているので、もっと使い込みたいと思います。
泳ぎはいい気がするんですがね・・・
今回準備で失敗したのが、掛けバリです。
2023年は、雑誌を読んでいると、小バリがいいと書いてあるのですが、時たま大バリがいいとの話も出てきます。
それが、がまかつの谷口さんの話、大バリ理論です。
2023年は、何も考えずに、自分の基準で鉤を選ぶと、8号でした。
そのため、2023年は8号基準だったのですが、2024年からは小鉤が根掛かりもしないので、いいということで小鉤にシフトしました。
地元神流川は、ゴツゴツした石が多く、根掛かりも多いからです。
そのため、2025年はさらに小さくしようと、がまかつのMシステムExの4号、5号を準備しました。
これは本当に小さく、鉤を巻くのも大変でした。
本当はMシステムEx3本錨用が好きなのですが、これはタイトシャンクという角度がついており、ダブル蝶バリにすると、すっぽ抜けます。
それもあり、タイトシャンク120度の角度がついていないであろう、MシステムExマイクロを買ったのです。
2024年の神流川は、苔の生育も悪く、鮎の大きさも9月で20cm程度でした。
それもあり、2025年も調子が悪いだろうと思っていたのですが・・・
なんと、6月1日の試し釣りでは、最高19cmの鮎がかかったそうです。
皆さんこんにちは!! 南甘事務局です♪ 鮎釣り解禁日まで いよいよ1週間を切りました!! 土曜日の雷雨の影響で 増水…
このことから、4号、5号は厳しいかなと思っています。
予備で、6号、6.5号も作ってありますが、7号も作っておけばよかったなと思っています。
基本ダブル蝶バリだけしか使わないので、A4ファイルで管理しています。
また、チラシも工夫してみました。
釣れない去年でも、とてつもなく神流川で釣る方がいて、その方のXでチラシがいいという話でした。
私は欲をかき、チラシの間隔を5cmぐらいで作りました。
しかも鉤は8号から9号。
これでは、根掛かりで釣りになりませんでした。
そのため、今年は6.5号と7号を作ってみました。
群馬の名手松田さんは、雑誌で、8号以下はヤナギでは厳しいと記事で書かれていました。
しかし、糸の巻き方、糸の素材で、やりようがあるのでは、とも話されています。
そのため、当初はナイロンにして、かかりをよくしようとしました。
ナイロンは1.2号を作って外掛け結びで巻いたのですが、ナイロンがチリチリになってしまい、大変そうです。
松田さんは接着剤でヤナギを固定していたと思いますが、ブログを調べると接着剤で掛かりが悪くなるみたいな話もありました。
そのため、どうしても外掛け結びで縛りたかったです。
そこで、チリチリにならないようにナイロンではなく、チラシもPE0.3号と0.6号で巻いています。
こちらで実験してみて、鮎の掛かりがどうなるか検証しようと思います。
ちなみに今回は、間隔は3cmぐらいで巻いています。
これは満開チラシの間隔でもあります。
満開チラシは非常に使いやすかったので、それを参考にしました。
問題点は、仕掛けが全てPEなため、伸びるクッションがありません。
仕掛けですが、全部PEにしています。
というのも、単純に手順を簡略化したいからです。
本来は、全部色々変えたいのですが、どうしても仕事に時間を割振したいので、鮎釣りがおろそかになります。
そのため、天井糸はPE0.3号、西部さんの目印を使ったジョインターで天井系と水中糸を連結しています。水中糸は、6月上旬はPE0.06号、中旬からは0.1号、梅雨明けは0.3号です。中ハリスは先ほど言ったように0.3号です。
これで全体がPEなのですが、クッションがありません。
そのため、仕事の相棒のChat Gptに聞いたところ、良い案がなかったので、竿先のリリアンにナイロン2号をつけることにしました。
正確にいうと、カーボナイロンなのでほぼフロロですが、これでクッションになるか試そうと思います。
これはコロガシように買ったラインですね。
3年目も釣りの実験に当てたいと思います。
まず4号の鉤で釣れるのか、そして中ハリス0.3号18cmが機能するのか、リリアンにナイロン2号で問題ないのか、チラシ6.5号、7号のPEハリスで機能するのか、それを調べたいと思います。
ちなみに、2024年10月に再び鮎竿、銀影エアを破損させ、修理の見積もりを取ったら、20万円となりました。
そのため、がまかつの大会に出るためにも、競技GTI2を購入しました。
本当は硬中硬が欲しかったのですが、シーズン終盤が大変そうだったので、引き抜き早瀬にしました。
2024年時は、恥をかくためにも大会に出ようと思っていましたが、今の実力だと何の意味もないため、仕事に充てることにしました。
2026年には、大会に出れればと思います。
2025年の目標
懸念点は、2025年の鮎釣りがすごい人気になるのではと心配になっています。
鮎釣りは5月から調べていますが、全国的に好調のようです。
そして南甘漁協の試し釣りも好調のようだったので、人とのトラブルが心配です。
2023年は、全く駆け出しで、本当に下手でした。
そのため、自分が釣っていても、目の前におじさんが来て、自分のポイントを潰されることもありました。
これは自分が釣る場所に、なぜかおじさんが目の前に来て釣り出したものです。
瀬田さんの本などで、20mは竿間隔を開けるのがマナーなど書いていますが、それは嘘です。
釣りの腕が全てなので、下手だとポイントを取られる。
これは痛感しました。
つまり、うまくならないと釣り人に人権はありません。
私自身下手なので、釣っていてもポイントは取られる懸念点が常にあります。
2023年は好調の年だったので、嫌な釣り人もたくさんいました。
話さないけど鮎舟の中身だけ確認していく人もいましたし、竿をぶつけてくる人もいました。
それも全て自分が下手だから。
下手な人に人権はないのは、鮎釣りだけの世界かもしれません。
自営業をやっていると、やはり私も実力主義の世界だと思います。
稼ぐ力がないと、自営業も厳しい。
ただ、私自身もそれでいいと思います。
鮎釣りのおかけでそれがわかったので、今年はなんとしても鮎釣りの上達をしたいです。
多分ですが、有岡さんとか、瀬田さんとかは、場所を取られないのではないかなと思います。
やはり、上手いと称賛されるけど、下手だとポイントも取られてしまう。
だからこそ、鮎釣りの上達は急務です。
そのため、今年はなるべく下手に見えないように、ポイントを取られないぐらいのうまさは目指したいと思います。
正直、2023年はつ抜けできたのですが、2024年は一度もできませんでした。
2025年はつ抜けできるうまさを目指します。