M2E、仮想通貨の確定申告の計算方法を簡単に紹介

みなさんこんばんは。

 

今回は仮想通貨の確定申告の方法を簡単に紹介したいと思います。

 

コインチェック

仮想通貨、M2Eの確定申告の方法を紹介

この記事を書いた通り、私は2023年3月14日にギリギリ確定申告の計算を終えました。

とにかく仮想通貨の計算が複雑で大変でした。

そこで来年のためにも、計算方法を簡単にまとめます。

 

私が仮想通貨を扱った取引所が以下になります。

  • コインチェック
  • ビットバンク
  • ビットポイントジャパン
  • ザイフ
  • FTX(破綻)

 

国外取引所

  • Bybit
  • MEXC

 

 

また、M2Eというプロジェクトにも多数参加しました。

どういうものかというと、歩いた分仮想通貨を稼げるというものです。

参加したプロジェクトは以下になります。

  • STEPN
  • STEP
  • RunBlox
  • StepWatch
  • SKNRZ
  • Step.App
  • TRACER

 

なお、プロジェクトに参加するにあたりメタマスクという仮想通貨ウォレットを介して仮想通貨の移動、NFTの購入を行いました。

 

 

私はクリプトリンクという計算支援サイトを使い、計算をしました。

費用は3つ目のグレード(NFT計算ができるもの)で1万円強ぐらいの値段だったと思います。

仮想通貨収支計算ツール「クリプトリンク」

カンタンに仮想通貨・暗号資産の収支・利益計算ができる確定申告・法人決算のためのツールCryptoLinC(クリプトリンク…

 

 

確定申告の計算手順

まず最初に各取引所の取引履歴をクリプトリンクにアップロードします。

細かい手順は以前の記事で書いたので参照してください。

 

今回は大雑把な手順を紹介します。

まずは各仮想通貨取引所にログインし、取引履歴のcsvをダウンロード。

クリプトリンクにアップロードしていきます。

 

各方法についてはクリプトリンクのよくある質問で書かれています。

仮想通貨収支計算ツール「クリプトリンク」

 

注意点は、取引所によっては取引履歴と送金履歴が分かれているものもあります。

ビットバンクは、各仮想通貨で履歴が分かれているため、各仮想通貨を確認する必要があります。

さらに、入金、出金でも分かれているため、全て確認する必要があります。

 

また、Bybitに関しては取引履歴はダウンロードできますが、入金、送金、ステーキング報酬、エアドロップなどは個別に項目が分かれており、さらにはcsvをダウンロードできません。

そのため、エクセルにそれらの記録をコピーし張り付け、さらにそれらの形式を整えてアップロードする必要があります。

 

 

 

次にメタマスクの履歴を確認します。

私は以下のネットワークを利用しました。

  • Solana
  • AVAX
  • ETH
  • BNB
  • Matic

 

これらについて、入金、送金の履歴などを確認してエクセルにまとめる必要があります。

具体的には、メタマスクのアドレスをコピーして、各ネットワークのサイトで検索します。

 

例えばイーサリアムネットワークを使ったならば、イーサリアムスキャンを使い、自身のアドレスの検索をする必要があります。

 

以下、各スキャンサイトです。

Ethereum (ETH) Blockchain Explorer

Etherscan allows you to explore and search the Ethereum bloc…

 

 

Snowtrace Blockchain Explorer

Snowtrace Explorer allows you to explore and search for tran…

 

BNB Smart Chain Explorer

BscScan allows you to explore and search the Binance blockch…

 

Polygon (MATIC) Blockchain Explorer

PolygonScan allows you to explore and search the Polygon blo…

 

 

 

検索後、メイントークン、各トークンの履歴を確認します。

メイントークンとはネットワークになっているもの、各トークンはネットワークを使ったトークンです。

 

例えば、STEPNで稼げるGST、GMTであれば、メインの仮想通貨はソラナです。

ソラナの入出金記録、さらにGST、GMTなどの入出金、マイニングの記録をつけます。

 

NFTもメタマスクで購入することが多いかと思います。

NFTの購入記録も、スキャンサイトに載っているのでしっかりと記載しましょう。

特に売却した際に、差引で損した場合、損失として計上できます。

仮想通貨では非常に重要です。

 

 

 

最後にM2Eのプロジェクトで稼いだ仮想通貨についての記録をつけます。

例えば、STEPNであれば、GST、GMTを稼げる(マイニング)ので、それらの記録をつけます。

 

 

一番細かく記録をつけるのであれば、稼いだGST、修理に使ったGSTなどを細かくつけることができます。

ですが、日本の国税局のガイドラインでは、最後に稼いだ通貨の記録のみで簡単につけれるという内容が発表されていたかと思います(うろ覚えなのでここは個人で要確認してください)。

 

例えばSTEPNというプロジェクトではGSTを稼ぐことができますが、稼ぐと同時に靴が痛むため修理にGSTを使う必要があります。

ですが、細かく記載すると大変なので、取引所に出金した記録で代替することもできるかと思います。

 

例を挙げます。

例えば、1日目に100GST、2日目に修理で50GSTを消費、3日目に100GSTを稼ぎ、Bybitに全てのGSTを送金したとします。

1日目:+100GST

2日目:-50GST

3日目:+100GST

 

すると、Bybitに送ったのは150GSTになります。

本来であれば、+100GST、-50GST、+100GSTと記録しないといけませんが、結局ドルや日本円にするためには取引所を経由する必要があります。

つまり、細かい計算をせずとも、取引所の入出金の記録を押さえておけば、稼いだ仮想通貨の計算はできることになります。

今回の例であれば、Bybitに届いた150GSTをマイニング収益とすれば、計算結果に相違はないはずです(計算過程は省かれますが)。

 

ちなみに、クリプトリンクは計算数で金額が変わるため、なるべくデータが少ない方が費用も抑えることができます。

 

注意点としては、M2Eのプロジェクトの中には、独自ウォレットを採用しているものもあります。

例えば、STEPNでは、STEPNのウォレットが存在しているため、そのアドレスの入出金記録を確認する必要もあります(NFTの購入履歴などの計算をするため)。

 

 

 

以上、紹介してきた仮想通貨の記録をエクセルで記載し、クリプトリンクにアップロードすることで確定申告の意計算は終了です。

書くと簡単ですが、私は3000近いデータがあり、3ヶ月ほど計算にかかりました(毎日少しずつ計算を進めました)。

 

 

仮に日給1万円だとすると、60万円以上かかったことになるので、計算が大変な人は素直に計算代行サービスを使った方が良いと思います。

私も今年の結果を踏まえ、来年は計算の委託をすると思います。

以下のような価格の抑えたサービスや仮想通貨に特化したサービスもあるので、使ってみてください。

 

 

コインタックス

 

 

税理士ドットコム

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